型板ガラスと乳白ガラスの違いは?わが家で乳白を選んだ窓・型板にした窓

家づくりの考え方

こんにちは、コンパスマムです。

前回の記事で「私なら乳白ガラスかな」と少しだけ書いたのですが、書きながら「これ、もっとちゃんとお話ししたいな」と思っていました。

窓の目隠しといえば、たいていは型板ガラスが標準ですよね。

でも場所によっては、乳白ガラスもいいですよ、とお伝えしたくて。

今日はその理由を、お金の話も含めて書いてみますね。

型板ガラスと乳白ガラス、何が違うんだろう

まずは基本から。どちらも「外から見えにくくする」ためのガラスです。

型板ガラス

  • 片面に凸凹の型模様をつけたガラス
  • 光は通しつつ、模様で視線をぼかす
  • 住宅の標準仕様になっていることが多い
  • 価格が安め

乳白ガラス

  • 一般的には、2枚のガラスの間に、乳白色の膜をはさんだ合わせガラス
  • 膜そのものが不透明なので、視線をしっかり遮る
  • オプション扱いのことが多い

ざっくり言うと、型板は「ぼかす」、乳白は「遮る」。

この違いが、暮らしてみると意外と効いてくるんです。

「乳白って暗くならないの?」と思っていたけど

乳白と聞くと、こう思いませんか。

「そんなにしっかり遮るなら、部屋が暗くなるんじゃないの?」

私も最初はそう思っていました。

でも実際のお家で見てみると、思ったより暗くならないんですよね。

光はちゃんと入ってきます。

はっきりした理由は分からないのですが、白いクロスの壁に光が回るから、余計に明るく感じるのかもしれません。

「しっかり遮る=暗い」とは限らないんだな、というのが今の実感です。

乳白にしてよかった、と思う窓

私が「ここは思い切って乳白にしませんか」とお話しするのは、こんな窓です。

隣に古いお家や、雑然としたものが見える窓

型板ガラスは、あくまで「ぼかす」ガラス。

つまり、向こう側がうっすら見えてしまいます。

リビングでのんびりしているとき、隣の家の古びた壁や、置きっぱなしの物がぼんやり視界に入る。

これ、地味に気になるんですよね。

乳白にすると、そこはすっぱり見えなくなります。

見なくていいものが視界から消えるのは、思っていた以上に気持ちがいいものでした。

「窓の値段」だけで比べていませんか

「でも乳白って高いんでしょう?」

はい、型板よりは高くなります。

ただ、差額はメーカーや窓のサイズでけっこう変わるので、具体的な金額は見積もりで確認していただくのが確実かなと思います。

ここで一緒に考えてみたいのが、カーテンの話です。

個室の窓は型板ガラスにすることが多いのですが、結局そこは透けます。

だから、カーテンやロールスクリーンを付けることになりますよね。

その費用はというと。

  • ロールスクリーン:1㎡あたり1万円くらいから+取り付け費
  • カーテン:既製品で4,000〜15,000円、オーダーだと1〜10万円
  • これにカーテンレール代も加わります

日当たりや周りの状況にもよりますが、乳白にすればカーテンがいらない窓も出てきます。

そうなると、窓の値段は上がっても、トータルでは変わらない、ということもあり得るんです。

窓の見積もりだけを見ていると、この視点がすっぽり抜けてしまいがちなんですよね。

知っておくと得かもしれない、防犯の話

もうひとつ、意外と知られていないなと思うことがあります。

LIXILの「乳白合わせ複層ガラス」は、防犯ガラスとしての性能も持っているんです。

  • 乳白色の特殊な中間膜が、こじ破り・打ち破りに強い
  • 官民合同会議の「防犯性能の高い建物部品」に認定されている
  • 紫外線を約100%カット
  • 割れても破片が飛び散りにくいので、地震のときも安心かもしれません(メーカーにより異なります)

目隠しのつもりで選んだガラスが、防犯とUVカットまで兼ねてくれる。

ちょっとお得な気がしませんか。

(メーカーや商品によって仕様は違うので、最新の情報は確認してみてくださいね)

それでも型板がいいな、と思う窓もあります

ここまで乳白の話ばかりしてきましたが、型板がいいなと思う窓もあります。

それは、外の気配を少しだけ感じたいとき。

  • 空の青さを、なんとなく視界に入れたい
  • 隣のお家の緑を感じたい
  • こういう窓なら、うっすら向こうが分かる型板のほうが合っているかなと思います。
  • 乳白は「遮る」ガラスなので、外の色や光の変化はほとんど伝わってきません。
  • そこは正直、割り切りが必要かもしれませんね。

選び方の基準はここ!

私なりに整理すると、こうなります。

外から見られたくない。そして、こちらからも見たくない。

→ 乳白ガラスかな

外から見られたくない。でも、外の気配は少し感じたい。

→ 型板ガラスかな

「見られたくない」だけで考えると型板一択になりがちですが、「自分は何を見たいか・見たくないか」も一緒に考えてみると、答えが変わってくるかもしれません。

まとめ

  • 型板は「ぼかす」、乳白は「遮る」
  • 乳白でも、思ったより暗くならない
  • 隣の見え方が気になる窓は、乳白にするとすっきり
  • 差額はカーテン代まで含めて考えてみる
  • LIXILの乳白は防犯性能つき
  • 外の気配を感じたい窓は、型板のほうが向いているかも

窓って、一度つけたらなかなか替えられないものですよね。

だからこそ「見られたくない」の一歩先、「自分は何を見たいか」まで想像してみると、後悔が減るんじゃないかなと思います。

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